ナナシス全曲レビュー

Tokyo 7th シスターズの楽曲を個人的にレビューするブログです。更新頻度は適当

レビュー#2:『SEVENTH HAVEN』

今回は僕がしばらくログインしていなかったナナシスを再開するきっかけとなった、セブンスシスターズのSEVENTH HAVENの話をします。

 Tokyo 7th シスターズ - 「SEVENTH HAVEN」

2030年に突如出現したセブンスシスターズ
当時、数千組のアイドルが存在したと言われているアイドル絶頂期の中、常識に囚われない彼女たちが紡ぎだしたこの「SEVENTH HAVEN」はTokyo-7thに多くの衝撃をもたらし、彼女たちの立場を揺るぎないものとした。
Tokyo 7th シスターズの2016年新テーマソングであり、この曲とともにナナシスの物語は3年目に突入する!
楽曲提供はナナシスでもお馴染み、現在「livetune+」としても活躍する時代を切り拓いてきたアーティスト『kz(livetune)』!

ところでTokyo-7thとは何かというと、2034年の日本に存在する7つの特区のうちの第七新東京区、正式には『国指定国際娯楽都市区画"Tokyo-7th"』のことです。ナナシスのストーリーはこのTokyo-7thのアイドル事務所、ナナスタを中心に進んでいきます。他の特区も名前あるんですけどちょっとパッと出てこないので今度エピソードおさらいして復習します。

話が逸れました。SEVENTH HAVEN、Youtubeで2番の頭まで聞けるのでとりあえず聞いてみてください。

【Tokyo 7th シスターズ】セブンスシスターズ 「SEVENTH HAVEN」MUSIC VIDEO - YouTube

 

いやーかっこいいですよね。これを聞いてビビっときてナナシス追いかけ始めた人がわんさかでてきて、ナナシス知名度も爆上がりしました。僕もリリース当時Twitter見てたら公式の新曲告知のツイートが流れてきて、最近ログインしてないなぁと思いながら聞いてみたら思わずブチ上がってしまい、流れでアプリを開き、知らない間に実装されてた数々の良曲におったまげ、今に至ります。

 

作中での話をすると、2030年7月7日に「セブンスストライク」っていう事件が起きて、セブンスシスターズの存在がめちゃくちゃ有名になるんですね。それで3ヶ月後に発売したシングルがこの曲という設定です。そう…って感じですがセブンスは公開されてる情報がだいぶ限られててこれ以上話せないんですね。ググってみたらセブンスストライクはTokyo-7thでの広域停電でそのときにゲリラライブをやって~みたいな話がありましたがちょっと自分でエピソード全部振り返ってソース調べるのは面倒だったので調べていません。シングル付属のボイスドラマで「2年前の曲(=SEVENTH HAVEN)をリマスタリングして出し直すとはね」という台詞もありますがこれも詳しいことはよく分かりません。謎が深すぎる。セブンスシスターズについての情報はちょっとずつ明らかになっていくので今後が楽しみです。

 

作詞・作曲はkzで、セブンスシスターズの曲は大体この人が作ってます。kzというとTell Your Worldとかそれこそ前回紹介したStar☆Glitterみたいな泣きのエレクトロポップのイメージがありますが、SEVENTH HAVENはバリバリのEDM調。アニクラで場をブチ上げるのによく使われているそうです(kz自身がフェスで使ってるくらい)。前にリスアニ!PARKっていうアニクラっぽいイベントに行ったんですが、そこでは僕の聞いた限り3回流れてました。

 

この曲、単品でも十分かっこいいんですが、2ndアルバム『Are You Ready 7th-TYPES??』では40秒程度のイントロがくっついてて、これまたどちゃくそかっこいいんですね。ガンガンビルドアップしていって、最後に七咲ニコル(CV:水瀬いのり)が「Are You Ready 7th-TYPES??」って呟いてそこで本編がデーンパァー↑ウ⤵︎って入ってくるのがもう素直に優勝です。これは2ndライブ@パシフィコ横浜の冒頭で使われて多くのオタクをブチ上げました(僕は行けませんでしたが)。

SEVENTH HAVEN

SEVENTH HAVEN

 

さらに語ると、幕張メッセで行われた3rdライブではほとんどの曲が生バンドのアレンジを加えて披露されたんですが、その開幕が2ndライブと同様SEVENTH HAVENで、原曲のシンセのかっこよさは残しつつも生楽器でよりワイルドな感じを引き立てる見事なアレンジでした。2ndアルバムとはまた違うイントロで始まるんですが、もうギターがガンガン煽ってくるのが最高です。ライブ音源が先日発売されて、いつでもどこでも優勝できるようになりました。どうでもいいんですがこの曲、ライブとかアニクラだとサビで「Ah(Ah)  Ah(Ah) 今を砕く(フッフー)」ってコールがよくされてて、3rdで初めて聞いたときえぇ…ふっふーってなんだよ…クソダサじゃん…とか思ったんですが2番以降は楽しくなって一緒に叫んでました。

 

さて、楽曲に力を入れていることで有名なナナシス、新曲が出ると総監督とか声優とか作曲者を取材した記事が度々書かれます。制作秘話とかこの曲のテーマは~みたいな話がたくさんあって、ナナシスの他コンテンツとの大きな違いであり、魅力でもあります。

SEVENTH HAVEN関連の記事はパッと調べたら3本もありました。"2016年新テーマソング"を名乗るだけあって、大々的に取り上げられています。

セブンスシスターズ役6人への取材…「ナナシス」新曲「SEVENTH HAVEN」収録直後のセブンスを直撃!【前編】 | WebNewtype

水瀬:私がイメージしていた(「SEVENTH HAVEN」作曲の)kzさんのポップな感じとはがらっと違ってびっくりしました。今までとは違うメンバーの個性が出ていると思います。ニコルとして、こんなにかっこいい曲が歌えることがすごく嬉しかったです。私英語が苦手なので、たくさんある英語をかっこよく歌わなくてはいけなくてドキドキしました。

茂木総監督と七咲ニコル役水瀬いのりの対談…セブンスの伝説の扉が開く。「Tokyo 7th シスターズ」ニュー・シングル「SEVENTH HAVEN」リリース記念・茂木伸太郎総監督×水瀬いのりスペシャル対談! – リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

茂木 「SEVENTH HAVEN」を含む「Project-2030」は、半年ぐらい前にぶ厚い企画書を作って入念に準備してきたんですね。そのなかで、彼女たちにはある種の狂気を感じさせてほしいと思ってたんですよ。中毒、狂うといったキーワードがあって。それぐらい極振りしたものじゃないと彼女たちのかっこよさやカリスマ性、当時の存在感は表現できないと思ったんです。

茂木総監督と作曲者kzの対談…「Tokyo 7th シスターズ」特集 茂木総監督 & kz(livetune)対談 (1/4) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

 茂木 で、周りからいろいろ言われることもあるけど、僕は作品作りに関しては自分の気持ちに正直でありたい。やっぱり魂を込めるにはどのみちそうしないといけないから。でもそうすることで他人から憎まれたり嫌われたりすることもある。その逡巡とか苦悩みたいなものが積み重なって、心の底に溜まっていく負の感情が僕にも確かにあるんです。なんで他人に嫌われてまでこんなこと必死になってやってるんだろう……と。そういう意味で周囲に対する怨念みたいなものが僕にもあるのかもしれないと思ったんですよね。で、そういう僕の感情は、セブンスシスターズの(七咲)ニコルたちにもリンクするなと。 

引用は適当です。3つめの記事にはStar☆Glitterの話も載っています。ぶっちゃけた話、僕の拙いレビューよりもこの3つの記事読んだ方がよほどためになるので、ちょっと長いんですが是非全部読んでください。

茂木伸太郎総監督という人が出てきましたが、この人は誰かというと、ナナシスのコンテンツ大体全部手がけてるヤバい人です。茂木と書いて「もてぎ」と読みます。アプリゲーム自体は他の人が管理してますが、エピソードの脚本、楽曲プロデュース、作詞、作曲、ライブの演出、アニメーションMVの絵コンテ…挙げるとキリがありません。3rdライブのパンフレットで本人も「そろそろキツい(要約)」みたいなことを言っていて、過労死しないか本当に心配です。彼がいなかったら今のナナシスはありません。インタビュー記事でもナナシスへの想いをよく語っていて、知らない人が読んでも面白いと思うので、繰り返しますが読んでください。今後も楽曲と一緒にインタビュー記事は紹介していこうと思います。

 

以上、話が逸れまくりましたが、SEVENTH HAVENのレビュー?でした。次回はWITCH NUMBER 4のPRIZM♪RIZMを紹介しようと思います。今までの2曲ほど重くはないので文字数は減ると思います。それでは。